投資信託の購入と運用にかかるお金
投資信託の購入と運用にはお金がかかります。
そのお金の内訳は以下のようなものです。
項目 | 内容 |
---|---|
購入時 | 販売手数料のお金 |
運用時 | 信託報酬のお金 (投資している資産から自動的に引き落とし) |
中途解約時 | 信託財産留保額のお金 (投資している資産から自動的に引き落とし) |
収益分配金の受け取り時 | 10%の税金 収益分配金の換金手数料 ※ 税金は2008年以降、20%になる予定です。 |
解約時 | 10%の税金 (利益のあったとき) ※ 税金は2008年以降、20%になる予定です。 |
投資信託の購入と運用コストから投資信託を選ぶ
投資信託の購入や運用にはコストがかかりますが、投資目的や投資信託の購入コストや運用コストから投資信託の銘柄を選んだり、投資信託を購入する金融機関や証券会社を選ぶことも重要かと思います。
長期投資ならインデックス投信を
インデックス投信は、手数料が安いのと長期的に見てパフォーマンスが良い点から、長期投資に向いています。
短期投資はアクティブ運用やブル・ベアファンドで
手数料の高めの「アクティブ運用」や、保ちあい相場で基準価格が目減りしやすい「ブル・ベアファンド」での運用は、短期運用が無難です。
手数料と信託報酬とリターンを考慮する
手数料や信託報酬などを考慮して、あまりにもリターンが低すぎる場合は要注意です。
手数料や信託報酬が高い場合、ベンチマークとしている指標よりもパフォーマンスが良いものを選んだ方がより無難であるかと思います。
ただし、信託報酬や販売手数料が高くても割りに合うケースもありますので、運用報告書などのリターンを見てから決めると無難です。
販売手数料を安く済ます
販売手数料は、金融機関や証券会社によって異なりますので、複数の証券会社や金融機関で販売されている投資信託であれば、販売手数料の安いところで買うとコストのかかり方が少なくなります。
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