【コストを考える】 手数料と投資信託
ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学という本に、手数料が利益の5%を超える場合は、投資信託にした方が良いとの記述がありました。
確かにそれは一理あるのではないかと思います。
何故なら、投資信託にかかる信託報酬よりも、株取引で支出している手数料の方が高いのであれば、投資信託のほうがお得に思えるからです。
【途中解約したいけど】 投資信託の意外な落とし穴
投資信託の中には、途中解約できない投資信託がありますので注意が必要です。
この点株取引ですと、売りたければいつでも売って換金できてしまいますので、かなり便利です。
余裕資金を換金して医療費に当てたいだとか、急な出費が発生してどうしても株を換金せねばならなくなった時には、オンライントレードでの株取引の方が有利であるわけです。
また、投資信託の途中解約を行った場合、信託財産留保額を差し引かれてしまう投資信託もありますので、この点も注意が必要だったりします。
このように、投資信託ですと何かと不具合が起こる場合がありますので、投資信託を買う際には充分な注意が必要であると思います。
【 そんな筈でわ・・・ |||(|||゚Д゚|||)|||】 投資信託の負の連鎖
投資信託には、信託報酬がかかります。
信託報酬というのは、ファンドマネージャーに支払うお給料や、投資信託を運営するためにかかる保守・管理費用などの諸費用です。
これらの信託報酬は、投資信託が大損を出しても支払うべき費用です。
つまり、大損するわ、信託報酬を支払うわで踏んだり蹴ったりの状態になる可能性があるのです。
※ インデックス投信の場合は大儲けの可能性は低くなりますが、信託手数料は安めです。
そのようなわけで、安易に投資信託に飛びついてしまうと、信託手数料がかかって元本が目減りする上に、運用で大損して元本が目減りする上に、途中換金しようとすると「信託財産留保額」を差し引かれてさらに元本が目減りしてしまうという、すさまじい負の連鎖が待ち受けている可能性があることを覚えて置かれた方が良いのではないかと思います。
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