【託して】 投資信託について 【安心?】
投資信託とは、たくさんの投資家から集められたお金を、投資の専門家であるファンドマネージャーが証券市場や金融市場などで運用しその運用益を投資家に還元する金融商品のことです。
ところで、投資信託には、ファンドマネージャーが運用する投資信託とは別に、インデックス型と呼ばれる投資信託もあります。
これは日経平均株価やTOPIX等の指数と連動した動きをめざす運用をする投資信託です。ですので、インデックス投信の場合は特に日経平均やTOPIXなどの動きに充分に注意して取引した方が宜しいかと思います。
運用対象は?
投資信託には様々な運用型があります。
それは、顧客の側が大まかな投資対象を選べるようにするためです。
例えば、株に投資はしたいと思っていても、日本株だけに投資して欲しい場合だとか、株だけで運用するのは元本割れリスクがあって怖いので債券でも運用をして欲しいなど、様々な顧客のニーズに合わせた投資信託が多数発売されているのです。
株式
(単位型=設定を追加できない)- 国内株式
- 国際株式
- バランス型
- 転換社債型
- インデックス型
- 派生商品型
株式
(追加型=設定を追加できる)- 国内株式
- 国際株式
- バランス型
- 転換社債型
- インデックス型
- 業種別インデックス型
- 派生商品型
- ファンドオブ・ファンズ
公社債投資信託
(単位型=設定を追加できない)- 国内債券型
- 外国債券型
- 国内外債券型
- 転換社債型
- 派生商品型
公社債投資信託
(追加型=設定を追加できる)- 公社債投資(公社債などの確定利回り商品だけで運用)
- MMF(安全性の高い公社債などで運用)
- MRF(短期公社債などで運用)
- 短期決済型公社債投資(3・6ヶ月・1年の3タイプで短期決算する公社債投資信託)
公社債投資信託
(単位型=設定を追加できない)- 国内債券型
- 外国債券型
- 国内外債券型
- 転換社債型
- 派生商品型
公社債投資信託
(単位型=設定を追加できない)- 公社債投資(公社債などの確定利回り商品だけで運用)
- MMF(安全性の高い公社債などで運用)
- MRF(短期公社債などで運用)
- 短期決済型公社債投資(3・6ヶ月・1年の3タイプで短期決算する公社債投資信託)
投資信託の注意点
投資信託の運用成績は保証されていませんし、元本割れのリスクもあります。
また、途中換金をした際には「信託財産留保額」を差し引かれてしまいますので、その点も注意です。さらには、信託報酬手数料などのコストが定期的に発生しますので、その点でも注意が必要です。
ヘッジファンドについて
リスクを積極的にヘッジするために、値下がりが見込まれる金融商品は、ヘッジの為に売り立てをしたりする私的な投資組合のことをヘッジファンドと呼びます。
つまり、リスクをヘッジするファンドという意味なのです。
現在まで、主にアメリカのお金持ちを中心にヘッジファンドによる資金運用がなされてきましたが、投資内容などは情報公開しなくてもよいため、実はヘッジファンドの公式な統計はありません。
また、上記のようにヘッジファンドは、空売りや信用取引などを活用するため、株式市場や債券市場とは違った動きをします。特に下げ相場のときは、その威力を遺憾なく発揮。
下げ相場でも儲けをバンバン出すことが出来るスゴイファンドなのです。
しかしながら、金融派生商品も運用しているため、失敗して大穴をあけてしまった場合、大変なことになってしまいます。(LTCM社の事件など)
日本でも一部のお金持ちな方々はヘッジファンドをご利用になられているようですが、一般の方はヘッジファンドに接する機会はまずありません。そこで、ヘッジファンドのファンドオブファンドなる投資信託まで現れるようになりました。ヘッジファンドの今後の動きに期待大です。
広告
投資信託 基礎知識
- 投資信託の基本を知る
- 収益分配金を知る
- 収益分配の種類について
- 目論見書と運営報告書の基本
- 投資信託と運用手法
- ファンドの運用方式
- 福利を有効に利用する
- 投資信託の仕組みと安全性
- 投信の投資期間と投資の効果
- 投資信託を買う時期と資金量
- 為替ヘッジについて
- 投資信託は怖いか?
REIT
外貨建てMMF
投資信託のコスト
投資信託 応用編
- 【開けてビックリ】投信の運用成績
- 個別の投資信託の運用成績
- 純資産総額と投信の打ち止め
- モーニングスターとは
- 積立て型投信のメリットとデメリット
- 銀行の特定口座
- 収益分配金の再投資と税金について
- 【託して】投資信託について【安心?】
- 卵を入れるカゴ
- 【株はダメでも】 ETFで再挑戦?