【金利】 REITの注意点 【不動産価格】

REITは、投資家達から集めたお金を元に、不動産などで運用をしています。
ところでこのREITですが、実は運用するために投資家から集めたお金を元に、お金を借りて運用をしています。

つまり、金利を支払ってお金を借りて、そのお金を借りている分を差し引いた額が、REITの運用益なのです。

ここで問題なのが、金利の利率です。
金利が上がると、当然REITが融資をしてもらった銀行などに支払う金利の額も上がります。

そのようなわけで、運用してあげた利益の額が変わらずに利率が上昇した場合は、運用益の額が下がります。

ちなみに、金利上昇時には一時的にREITの配当利回りと、リスクの少ない国債の利率が逆転してしまう事がありますので要注意です。


【((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル】 地震とREIT

REITは不動産で運用をしています。
不動産の中には、ビルやマンションなどもあるわけです。
ですので、大地震などの天災が起きて、ビルやマンションなどの不動産に傷が付いたり使用できない状態になったり、補修費用にお金がかかるようになれば、それだけ運用利回りは低下してしまいます。

地震大国日本に住んでいて、日本のREITに投資をしている場合は、特にこの点に注意した方が良いかと思います。


【これってどうなん?】 保有資産をチェックする

REITで運用する場合、多額の資金をつぎ込むわけですから、保有資産が適切なものであるのかどうかのチェックをしてから、REITに投資をしたほうが良いかと思われます。
例えば、保有資産の価格についてです。

保有資産の価格が妥当なものでなく、「相場に比べて余りにも高値で購入しているなぁ〜」と思われる場合は、そのREITは購入を差し控えた方が良いかと思われます。
また、ビルやマンションなどは築年数が経てば空き室率が高くなるものですので、保有資産はビルやマンションなどの資産の築年数を見て、古い資産ばかりであるような場合も、注意をされたほうが良いかと思われます。

しかしながら、こういうのって素人が簡単に調べられるものではないような気がしますので、REITの資産内容が健全なものであるのかどうか判断するのは、なかなか難しいのではないかと思います。(私がREITに二の足を踏んでいるのも、このせいだったりします。(^-^;)

ロバート・キヨサキ氏の 金持ち父さん貧乏父さんで、「REITに投資して、大儲けをした」という内容の記述がありましたが、ロバート・キヨサキ氏は、不動産に対しての知識と、経営に対する知識が豊富だったから、成功したのであるように思います。
(しかしながら、もし仮に不動産などの知識が豊富な方が、現在日本で多数上場されているREITの投資先を選んで、投資を行うのであれば成功するかもしれないな〜・・・とは思います)

広告

このカテゴリの記事