債券の信用度と金利

債券の信用度が下がれば、債券価格が下がり金利が上昇します。
また、債券の債務不履行(デフォルト)リスクが高まれば、債券価格が下がって金利が上昇します。

各国の国債や社債などの信用度の高さについては、S&P(スタンダード&プアーズ)Moody's(ムーディーズ)で公表されている各国の格付けを利用すると便利です。

一般的には、新興国は成長力が高いものの信用度は低いので、金利も高めです。
ですので、新興国の債券に投資する時は、投資資金の資金配分には気をつけたほうがより無難であると思います。

満期までの期間が長ければ長いほど信用リスクが高まりますので、満期までの期間が長い債券の方が金利は高めです。


格付けについての注意点

格付けは、収益力(収入)や財務内容などによって随時変更されます。
その為、債券の購入時点の格付けよりも格付けが下がってしまうこともありますので、格付けが高いからと安心しきってしまうのは要注意です。
(格付けの中身をしっかりと把握した方が無難であると思います)

また、格付けの低い債権は、金利が高い反面、デフォルト(債務不履行)リスクも高まりますので、取り引きされる場合は投資資金の資金配分に充分に注意された方が宜しいかと思います。

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